水産物すいさんぶつの加工かこうと流通りゅうつう
水産物は産地から消費者に届くまでの間に様々な加工・流通の工程を経ます。
【問題もんだい1】
水産物の塩干品(塩蔵・乾燥品)製造で最も重要な品質管理項目として正しいものはどれですか?
1.形状のみ
2.塩分濃度・水分活性・乾燥度合いの管理と適切な保管温度
3.色のみ
4.重量のみ
【正解】2
【解説】塩干品(干物・塩辛等)の品質管理では塩分濃度(保存性・味に直結)・水分活性(細菌増殖の抑制)・乾燥度(品質一定化)の管理と低温での保管が製品の安全性と品質維持の基本です。
【問題もんだい2】
チルド(冷蔵)輸送と冷凍輸送の使い分けとして正しいものはどれですか?
1.全て同じ温度でよい
2.鮮魚・刺身用はチルド(0〜5℃)、長期保存・遠距離輸送は冷凍(-18℃以下)を使い分ける
3.冷凍は不要
4.常温で運んでよい
【正解】2
【解説】鮮魚・刺身用は鮮度維持のためチルド(0〜5℃)輸送が基本で、長期保存や海外輸出など長距離輸送には冷凍(-18℃以下)が用いられます。コールドチェーン(冷温管理の連続)の維持が重要です。
【問題もんだい3】
水産物の缶詰製造における殺菌工程(レトルト処理)で最も重要なことは何ですか?
1.見た目の確認のみ
2.ボツリヌス菌等の芽胞形成菌を死滅させるために規定の温度(120℃以上)・時間での加熱処理を行う
3.早く処理する
4.常温処理でよい
【正解】2
【解説】缶詰のレトルト(高圧蒸気)殺菌は熱に強いボツリヌス菌等の芽胞菌を完全死滅させるために120℃以上で規定時間の加熱を行う、缶詰製造の最重要工程です。
【問題もんだい4】
産地市場から消費地への水産物の物流で重要なコールドチェーンとして正しいものはどれですか?
1.温度管理は産地のみ
2.産地から消費者の手元に届くまで適切な温度を維持し続ける温度管理の連鎖
3.冷凍のみでよい
4.常温でも問題ない
【正解】2
【解説】コールドチェーンとは産地(水揚げ)→加工場→卸売市場→仲卸→小売店→消費者まで全流通段階で適切な温度(冷蔵・冷凍)を維持する連続的な温度管理体制で、鮮度保持と食品安全の基盤です。
【問題もんだい5】
水産物の輸出で必要な手続きとして正しいものはどれですか?
1.輸出は自由にできる
2.輸出先国の輸入基準(残留農薬・添加物・証明書等)を確認し必要な衛生証明書を取得する
3.証明書は不要
4.価格だけが問題
【正解】2
【解説】水産物の輸出には輸出先国ごとに異なる食品安全基準(残留薬品・添加物・放射線検査等)への適合と、輸出水産物の衛生証明書・産地証明書等の公的書類の取得・提出が必要です。

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