漁業ぎょぎょうにおける労働安全ろうどうあんぜん
漁業は労働災害の発生率が高い産業の一つです。安全な作業のための知識と習慣が命を守ります。
【問題もんだい1】
デッキ(甲板)作業での滑り防止対策として正しいものはどれですか?
1.普通の靴で作業する
2.滑り止め加工のある安全靴を着用し甲板の濡れや魚のぬめりに注意する
3.裸足で作業する
4.ゴム長靴のみでよい
【正解】2
【解説】甲板は海水・魚のぬめり・氷などで非常に滑りやすく転倒・落水事故の原因となります。滑り止め付き安全靴の着用と甲板の定期的な清掃・砂撒きなどの滑り止め対策が必要です。
【問題もんだい2】
ウインチ(巻き上げ機)操作での危険として正しいものはどれですか?
1.ウインチは安全な機械
2.ロープや衣服が巻き込まれると腕・手などを負傷または死亡する危険がある
3.速度は関係ない
4.近くで見ても安全
【正解】2
【解説】ウインチ(網巻き機)のロープ・網への巻き込み事故は漁業の重大労災の一つです。操作時は巻き込まれる危険がある箇所への接近禁止・ゆったりした衣服の着用禁止が安全の基本です。
【問題もんだい3】
一酸化炭素中毒を防ぐための正しい対策として正しいものはどれですか?
1.船室内でエンジンをかけたままにする
2.船室内での燃料燃焼機器の使用禁止と十分な換気の確保
3.窓を閉めて作業する
4.エンジン排気は無害
【正解】2
【解説】漁船の船室内でエンジン・発電機・調理コンロを使用すると一酸化炭素(CO)が蓄積し中毒死の危険があります。船室の換気確保とCO検知器の設置が重要な安全対策です。
【問題もんだい4】
低体温症(ハイポサーミア)を予防するための対策として正しいものはどれですか?
1.薄着で作業する
2.防水・防寒ウェアの着用と落水時の救助を迅速化する
3.体温は気にしなくてよい
4.海水に入っても平気
【正解】2
【解説】冷たい海水への落水は急速に体温を奪い低体温症による死亡リスクを高めます。防水・防寒ウェア(ドライスーツ等)の着用と救命胴衣による浮力確保・迅速な救助体制の整備が重要です。
【問題もんだい5】
漁業での熱中症予防として正しいものはどれですか?
1.水分補給は不要
2.炎天下での作業時は定期的な水分・塩分補給と適切な休憩を取り体調管理を行う
3.体調が悪くても作業を続ける
4.帽子は不要
【正解】2
【解説】夏季の機関室・甲板作業は高温多湿で熱中症リスクが高くなります。定期的な水分・塩分補給・日陰での休憩・体調変化への早期対応など予防的な取り組みが必要です。

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