介護かいご特定技能とくていぎのう2号 試験対策たいさくテキスト(第3回)食事しょくじ排泄はいせつ入浴にゅうよく介助・コミュニケーション・ターミナルケア

特定技能2号 評価試験対策・練習問題 - ずっとにほんではたらく 介護

食事介助しょくじかいじょと高齢者こうれいしゃの栄養管理かんり

食事介助しょくじかいじょ高齢者こうれいしゃの健康と生活せいかつの質に直結する重要じゅうよう介護かいご技術ぎじゅつです。食事しょくじの姿勢は座位が基本で、上体を少し前傾させ、足を床につけます。ベッド上で食事しょくじをとる場合は、ギャッジアップ(背上げ)を60度以上にします。食事しょくじのペースは利用者りようしゃに合わせ、一口量はティースプーン1杯程度が目安です。

🇵🇭 タガログ語:Tulong sa Pagkain at Pamamahala ng Nutrisyon ng mga Matatanda

🇳🇵 ネパール語:खाना सहायता र वृद्धको पोषण व्यवस्थापन

高齢者こうれいしゃ低栄養ていえいよう(栄養不足)になりやすく、BMI(体格指数)やアルブミン値で栄養状態を評価ひょうかします。嚥下えんげ(えんげ)機能きのうが低下した方には、きざみ食、ソフト食、ミキサー食、ゼリー食など形態を調整します。とろみ剤を使って液体にとろみをつけることで、誤嚥ごえん(ごえん)を防ぎます。脱水だっすい予防よぼうのため、1日1,000〜1,500mlの水分すいぶん摂取を促します。

排泄はいせつ介助と自立支援しえん

排泄はいせつ介助は利用者りようしゃ尊厳そんげんを最も配慮すべき場面です。排泄はいせつのパターンを把握し、トイレ誘導のタイミングを計ることが大切です。できるだけトイレでの排泄はいせつ支援しえんし(トイレ誘導)、難しい場合はポータブルトイレを使用します。移動いどうが困難な場合は、尿器や差し込み便器を使います。

🇵🇭 タガログ語:Tulong sa Palikuran at Suporta para sa Kalayaan

🇳🇵 ネパール語:शौचालय सहायता र स्वतन्त्रता समर्थन

おむつは最後の手段として考え、安易におむつに頼らない姿勢が重要じゅうようです。おむつ交換こうかんの際は、カーテンやスクリーンで周囲から見えないようにし、手早く行います。皮膚トラブル(おむつかぶれ)の予防よぼうには、こまめな交換こうかん清拭せいしき(せいしき)、保湿剤の使用が効果こうか的です。排泄はいせつ記録きろく(量・性状・回数)は健康状態の把握に重要じゅうような情報となります。

入浴にゅうよく介助と清潔せいけつ保持

入浴にゅうよく清潔せいけつ保持だけでなく、血行促進やリラックス効果こうかもある大切な生活せいかつ行為です。入浴にゅうよく前にはバイタルサイン(体温・脈拍・血圧)を測定そくていし、体調を確認かくにんします。湯温は38〜40度が適温で、入浴にゅうよく時間は長くても15分程度とします。浴室は転倒しやすい場所なので、滑り止めマットの設置せっちや手すりの利用が必須です。

🇵🇭 タガログ語:Tulong sa Paliligo at Pagpapanatili ng Kalinisan

🇳🇵 ネパール語:स्नान सहायता र स्वच्छता कायम राख्ने

全身浴が難しい場合は、シャワー浴、部分浴(手浴・足浴)、清拭せいしき対応たいおうします。機械きかい浴(特殊浴槽)は、座位が保てない方や重度の障害しょうがいがある方に使用します。ストレッチャー浴やリフト浴などの種類しゅるいがあります。入浴にゅうよく後は水分すいぶん補給を促し、皮膚の状態(傷、発赤、褥瘡じょくそうの兆候)を観察します。ヒートショック予防よぼうのため、脱衣所と浴室の温度おんど差を小さくすることが重要じゅうようです。

利用者りようしゃとのコミュニケーション技法

介護かいごにおけるコミュニケーションは、言語的げんごてきコミュニケーションと非言語的げんごてきコミュニケーションに分けられます。言語的げんごてきコミュニケーションでは、ゆっくり・はっきり・短い文で話すことが基本です。「はい」「いいえ」で答えられる閉じた質問と、自由に答えられる開いた質問を使い分けます。

🇵🇭 タガログ語:Pamamaraan ng Komunikasyon sa mga Gumagamit ng Serbisyo

🇳🇵 ネパール語:सेवा प्रयोगकर्तासँग सञ्चार प्रविधि

言語的げんごてきコミュニケーションには、表情、視線、うなずき、ジェスチャー、声のトーン、触れる(タッチング)などがあります。認知症にんちしょうの方には、バリデーション(その方の世界観を受け入れる対応たいおう)やユマニチュード(見る・話す・触れる・立つの4つの柱を基本とした技法)が効果こうか的です。聴覚障害しょうがいのある方には、口の動きを見せながらゆっくり話したり、筆談やコミュニケーションボードを使います。

ターミナルケア(終末期しゅうまつき介護かいご)と看取りみとり

ターミナルケアとは、回復の見込みがない状態にある方に対して、苦痛の緩和と心のケアを重視した介護かいごを行うことです。看取りみとり(みとり)とは、近い将来に死が避けられない状態で、延命治療よりも本人の意思を尊重した穏やかな最期を支援しえんすることです。

🇵🇭 タガログ語:Terminal Care (End-of-life Care) at Pagsasama sa Huling Sandali ng Buhay

🇳🇵 ネパール語:टर्मिनल केयर (अन्तिम चरण हेरचाह) र मृत्युसँगको यात्रा

終末期しゅうまつきには、食事しょくじ量の減少、意識レベルの低下、呼吸の変化(チェーンストークス呼吸)、四肢の冷感などの身体変化が見られます。介護かいご者は、安楽な体位の工夫、口腔こうくうケア、皮膚の保湿、好きな音楽を流すなど、快適さを保つケアを行います。家族へのグリーフケア(悲嘆ひたんケア)も重要じゅうよう役割やくわりです。ACP(アドバンス・ケア・プランニング:人生会議)により、本人の希望を事前に確認かくにん・共有しておくことが推奨されています。

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