整備記録せいびきろくと品質管理ひんしつかんり
正確な整備記録の作成と品質管理は整備士の重要な業務です。
【問題もんだい1】
整備記録簿の作成が重要な理由として正しいものはどれですか?
1.書くのが義務だから仕方なく
2.過去の整備履歴を把握し次回整備の判断・トラブル発生時の原因追跡・顧客への説明に活用するため
3.上司への報告のため
4.価格を決めるため
【正解】2
【解説】整備記録簿は過去の整備内容・交換部品・使用オイル・点検結果を記録することで、次回推奨整備の判断・不具合発生時の原因調査・顧客への整備内容説明・法定記録(車検記録)として活用する重要な文書です。
【問題もんだい2】
自動車の保証修理(ディーラー等)での部品交換記録の重要性として正しいものはどれですか?
1.記録は不要
2.交換した部品・作業日・走行距離の正確な記録は保証の証明・再発不具合の調査・リコール対応に不可欠
3.価格の確認のみ
4.顧客への請求のため
【正解】2
【解説】保証修理での部品交換記録は保証期間内の再修理の証明・同一不具合の再発原因調査・メーカーへのリコール情報提供などに活用される重要な情報です。正確な記録がなければ適切な対応ができません。
【問題もんだい3】
ダブルチェック(二重確認)が重要な整備作業として正しいものはどれですか?
1.すべての作業で不要
2.ホイールナット締め付け・ブレーキ配管接続・オイル交換後のドレンボルト締めなど重要安全部品の確認
3.見た目のみ確認
4.価格確認のみ
【正解】2
【解説】ホイールナット・ブレーキ配管・エンジンオイルドレンプラグなど重要保安部品の締め付け・接続については、整備士本人と責任者(検査員等)によるダブルチェック(二重確認)が重大事故防止の有効な手段です。
【問題もんだい4】
ISO/TS 16949(IATF 16949)について正しいものはどれですか?
1.食品業界の規格
2.自動車産業向けの品質マネジメントシステム国際規格
3.航空業界の規格
4.農業の規格
【正解】2
【解説】IATF 16949は自動車産業向けの品質マネジメントシステム国際規格で、自動車部品メーカーに対して顧客固有要求事項・不良防止・継続的改善を含む高度な品質システムの構築・維持を求める規格です。
【問題もんだい5】
不具合再発防止のための「なぜなぜ分析」について正しいものはどれですか?
1.原因が分かれば不要
2.問題の根本原因を「なぜ?」を繰り返すことで追求し真因に対する再発防止策を実施する手法
3.コスト削減のみ
4.上司を責める手法
【正解】2
【解説】なぜなぜ分析は問題に対して「なぜそうなったか?」を5回程度繰り返すことで表面的な原因から根本原因(真因)まで掘り下げ、真因に対して再発防止策を実施する品質改善の基本手法です。

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