1. 造船ぞうせん・舶用はくよう工業の概要がいよう
造船・舶用工業分野の特定技能2号では、船舶の建造・修繕や舶用機器の製造・据付において、高度な技能と管理能力が求められます。溶接技術、船体構造の知識、海事法規の理解が試験の中心となります。
🇵🇭 タガログ語:Pangkalahatang Ideya ng Industriya ng Paggawa ng Barko
🇳🇵 ネパール語:जहाज निर्माण उद्योगको सारांश
日本の造船業は世界有数の技術力を持ち、LNG船やコンテナ船などの高付加価値船舶を建造しています。特定技能2号人材は現場の中核として、後進の指導や品質管理を担います。
2. 船体せんたい構造こうぞうの基礎
キール(竜骨)は船体の最下部に位置する縦方向の主要構造部材で、船体の背骨に相当します。フレーム(肋骨)は横方向の部材で船体の形状を維持します。
🇵🇭 タガログ語:Batayan ng Estruktura ng Barko
🇳🇵 ネパール語:जहाजको संरचनाको आधार
セミモノコック構造:現代の船舶は外板とフレーム・ストリンガー(縦通材)を組み合わせた構造で、外板も強度を分担します。
ブロック建造法は、船体を複数のブロックに分けて並行して製作し、船台上で組み立てる方法です。工期短縮と品質向上に効果があり、現代造船の標準工法です。エレクション(総組立)では、各ブロックの接合精度が重要です。
二重底構造は船底を二重にした構造で、座礁時の浸水防止やバラスト水タンクとして機能します。
3. 溶接ようせつ技術と品質管理ひんしつかんり
造船では溶接が最も重要な接合技術です。主な溶接法には以下があります。
🇵🇭 タガログ語:Teknolohiya ng Welding at Pamamahala ng Kalidad
🇳🇵 ネパール語:वेल्डिङ प्रविधि र गुणस्तर व्यवस्थापन
被覆アーク溶接:手作業で行う基本的な溶接法で、狭い場所や現場修理に適しています。CO2半自動溶接:ワイヤを自動送給し、炭酸ガスをシールドに用いる方法で、造船の主力溶接法です。サブマージアーク溶接:フラックス(粉末)の中で溶接する自動溶接法で、厚板の長い溶接線に適しています。
溶接欠陥にはブローホール(気孔)、アンダーカット、融合不良、割れなどがあります。
非破壊検査(NDT):放射線透過試験(RT)は内部欠陥、超音波探傷試験(UT)は内部欠陥と板厚測定、磁粉探傷試験(MT)は表面欠陥の検出に使用します。
4. 舶用はくよう機関の基礎知識ちしき
舶用ディーゼルエンジンは船舶の主機関として最も普及しています。大型船には2ストローク低速エンジン(回転数100~300rpm)が使用され、燃料効率が高いのが特徴です。
🇵🇭 タガログ語:Pangunahing Kaalaman sa Marine Engine
🇳🇵 ネパール語:जहाजको इञ्जिनको आधारभूत ज्ञान
掃気方式:ユニフロー掃気は一方向に空気が流れるため効率が高く、大型エンジンの主流です。ループ掃気やクロスフロー掃気もあります。
プロペラ:固定ピッチプロペラ(FPP)と可変ピッチプロペラ(CPP)があり、CPPは翼の角度を変えて前後進の切替えや速度調整ができます。
バラスト水管理条約(2017年発効)により、船舶はバラスト水処理装置の搭載が義務化され、海洋生態系への外来生物の移入を防止します。
5. 海事法規ほうきと安全管理あんぜんかんり
SOLAS条約(海上人命安全条約)は船舶の安全に関する最も重要な国際条約で、船体構造、防火、救命設備、航行安全などを規定しています。
🇵🇭 タガログ語:Batas Maritime at Pamamahala ng Kaligtasan
🇳🇵 ネパール語:समुद्री कानून र सुरक्षा व्यवस्थापन
MARPOL条約は船舶からの海洋汚染防止を定め、6つの附属書で油、有害液体、有害物質、汚水、廃棄物、大気汚染を規制しています。附属書VIではSOx・NOx排出規制やEEDI(エネルギー効率設計指数)が定められています。
船級協会(NK、ロイド、DNVなど)は船舶の設計・建造・運航における安全基準の検査・認証を行う機関です。船級を維持するために定期的な検査が必要です。
#特定技能 #特定技能2号 #造船業 #舶用工業 #船舶 #技能試験 #評価試験 #外国人労働者 #日本で働く #zuttonihon

コメント