航空機こうくうきの構造こうぞうと特性とくせい
地上スタッフは航空機の基本的な構造・種類・特性を理解することで、安全で効率的な地上業務を実施できます。
【問題もんだい1】
ワイドボディ機(Wide-body)の特徴として正しいものはどれですか?
1.客室通路が1本
2.客室通路が2本あり大型長距離路線に使用される
3.小型短距離専用
4.プロペラ機
【正解】2
【解説】ワイドボディ機(Wide-body/双通路機)は客室に2本の通路があり、B777・B787・A330・A380などが代表例で、主に長距離国際線に使用されます。
【問題もんだい2】
ジェットブラスト(Jet Blast)の危険性として正しいものはどれですか?
1.航空機周辺は安全
2.エンジン排気による強風で周囲の人・車両・機材が吹き飛ぶ危険がある
3.ジェットブラストは無害
4.エンジン前方のみ危険
【正解】2
【解説】ジェットブラストはエンジン排気による非常に強い風で、航空機後方数百メートルにわたり人・車両・機材を転倒・転覆させる危険があります。エンジン後方への立入禁止が基本です。
【問題もんだい3】
エンジン吸引口(エンジンインテーク)前方での作業の危険として正しいものはどれですか?
1.安全に作業できる
2.エンジン稼働中は強い吸引力があり人・物が吸い込まれる危険がある
3.エンジン前方の方が安全
4.騒音のみが問題
【正解】2
【解説】エンジン稼働中のインテーク前方は強力な吸引力があり、人や工具・器材が吸い込まれると重大事故につながります。エンジン稼働中はインテーク前方への立入り禁止が厳守されます。
【問題もんだい4】
航空機の静電気(スタティック)対策として正しいものはどれですか?
1.静電気は問題ない
2.給油前に静電気ボンディングワイヤーで接地(アース)を取ってから給油する
3.給油は静電気と無関係
4.金属に触れないようにする
【正解】2
【解説】航空機は飛行中に静電気を帯電するため、給油作業前に必ずアース(接地)をとって静電気を除去することが引火・爆発防止のために不可欠な安全手順です。
【問題もんだい5】
ウィングチップ(翼端)近くでの地上作業の注意点として正しいものはどれですか?
1.翼端付近は特に問題ない
2.翼端は見えにくく損傷しやすいため、車両・機材との接触に特に注意が必要
3.翼端は丈夫なので問題ない
4.翼端には近づかない必要はない
【正解】2
【解説】航空機の翼端(ウィングチップ)は地面に近く、かつ視野に入りにくいため地上車両や機材との接触事故が多発します。翼端付近作業ではウィングウォーカーの配置と慎重な接近が必要です。

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