介護における睡眠ケアと生活リズムの調整に関する問題です。
【問題もんだい1】
高齢者の睡眠の特徴として正しいものはどれか。
1.深い睡眠(ノンレム睡眠)が増加する
2.夜間の中途覚醒が増える
3.総睡眠時間が増加する
4.朝遅くまで眠る傾向がある
【正解】2
【解説】高齢者は深い睡眠が減少し、夜間の中途覚醒が多くなる。また早寝早起の傾向(睡眠相前進)がある。
【問題もんだい2】
夜間せん妄の予防に効果的なケアはどれか。
1.日中もカーテンを閉めて暗くする
2.昼間の活動を促進し日光を浴びる
3.日中できるだけ寝かせておく
4.夜間に明るい照明をつける
【正解】2
【解説】日中の活動量を増やし日光を浴びることでサーカディアンリズムを整え、夜間せん妄を予防できる。日中の臥床は悪化させる。
【問題もんだい3】
睡眠薬を服用中の利用者への注意事項として適切なものはどれか。
1.服薬後すぐに歩行を促す
2.服薬後の転倒リスクに注意し見守る
3.毎日量を増やして飲む
4.食前に服用させる
【正解】2
【解説】睡眠薬は翌朝まで効果が残ることがあり、転倒・骨折のリスクが高まる。夜間のトイレ誘導時などは特に注意が必要。
【問題もんだい4】
生活リズムを整えるために有効な介護の取り組みはどれか。
1.食事・入浴・排泄の時間を毎日変える
2.起床・就寝・食事を決まった時間に行う
3.夜遅くまでテレビを見せる
4.利用者が眠れないときは昼間に長時間寝させる
【正解】2
【解説】起床・就寝・食事の時間を毎日一定にすることで、体内時計(サーカディアンリズム)を整えることができる。
【問題もんだい5】
不眠を訴える利用者へのノン薬物的アプローチとして誤りはどれか。
1.入浴やフットバスでリラックスさせる
2.就寝前に刺激的なテレビやスマートフォンを使用させる
3.日中の活動を促進する
4.寝室の温度・湿度・光を調整する
【正解】2
【解説】就寝前の強い光(スマートフォン・テレビ)はメラトニンの分泌を抑制し睡眠の妨げとなる。就寝前はリラックスできる環境を整えることが重要。

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