介護職としての倫理・権利擁護に関する問題です。
【問題もんだい1】
利用者の自己決定権を尊重する介護の原則はどれか。
1.パターナリズム(父権主義)
2.インフォームドコンセント
3.強制的なケアの実施
4.家族の意向を最優先する
【正解】2
【解説】インフォームドコンセントは、利用者に十分な説明をした上で同意を得ることで、自己決定権を尊重する重要な概念である。
【問題もんだい2】
高齢者虐待の種類として含まれないものはどれか。
1.身体的虐待
2.心理的虐待
3.医療的虐待
4.経済的虐待
【正解】3
【解説】高齢者虐待防止法では、身体的・心理的・性的・経済的・ネグレクト(放棄)の5種類を規定している。「医療的」は含まれない。
【問題もんだい3】
秘密保持(プライバシー保護)の観点から適切な行動はどれか。
1.利用者の情報をSNSに投稿する
2.家族でない知人に利用者の状態を話す
3.業務上知り得た情報は外部に漏らさない
4.記録を誰でも見られる場所に置く
【正解】3
【解説】介護職員は業務で知り得個人情報を漏らしてはならない。SNSへの投稿や外部への口外は重大な倫理違反である。
【問題もんだい4】
「ノーマライゼーション」の理念として正しいものはどれか。
1.障害者や高齢者を施設に隔離する
2.全員が同じ生活をすべきである
3.障害があっても普通の生活を送れる社会を目指す
4.介護の手間を省く
【正解】3
【解説】ノーマライゼーションとは、障害があっても施設に隔離されることなく普通の生活を送れる社会を実現しようという理念である。
【問題もんだい5】
介護現場でのハラスメント(利用者・家族からのものを含む)への対応として正しいものはどれか。
1.個人で我慢し、報告しない
2.記録を残し、組織的に対応する
3.利用者に強く反論する
4.事業所を変えることだけを考える
【正解】2
【解説】ハラスメントは記録を残した上で上司や組織に報告し、組織として対応することが重要。個人で抱え込まないことが原則。

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