ハイブリッド車・電気自動車でんきじどうしゃの整備せいび
ハイブリッド車(HV)・電気自動車(EV)は高電圧システムを搭載しており、専門的な知識と安全管理が不可欠です。
【問題もんだい1】
ハイブリッド・EV車の高電圧システムの安全対策として最も重要なことはどれですか?
1.電圧は低いので問題ない
2.サービスプラグ(サービスディスコネクト)の取り外しによる高電圧遮断と絶縁手袋の着用が必須
3.普通の整備と同じ
4.高電圧線は赤色
【正解】2
【解説】HV・EV車の駆動バッテリーは200〜800V以上の高電圧を持ちます。整備前に必ずサービスプラグ(メインスイッチ)を取り外して高電圧を遮断し、絶縁手袋・絶縁工具を使用することが命を守る絶対条件です。
【問題もんだい2】
HV・EV車の高電圧ケーブルの識別色として正しいものはどれですか?
1.赤色
2.オレンジ色(橙色)
3.青色
4.黒色
【正解】2
【解説】ハイブリッド・EV車の高電圧ケーブル(HVバッテリー・インバーター・モーター間を接続する配線)は国際規格に基づきオレンジ色(橙色)で識別されています。この色のケーブルには触れないことが安全の基本です。
【問題もんだい3】
回生ブレーキ(エネルギー回生)の仕組みとして正しいものはどれですか?
1.燃料を燃やす
2.制動時に走行エネルギーをモーター/発電機で電気に変換しバッテリーに充電する
3.タイヤの摩擦のみ
4.エアブレーキと同じ
【正解】2
【解説】回生ブレーキは減速・制動時に駆動モーターを発電機として機能させ、車の運動エネルギーを電気エネルギーに変換してバッテリーに回収します。これによりHV・EVは燃費・電費効率を大幅に向上させています。
【問題もんだい4】
EV車の急速充電規格として日本国内で広く使用されているものはどれですか?
1.AC普通充電のみ
2.CHAdeMO(チャデモ)などの急速充電規格が使用されている
3.コードレス充電のみ
4.ガソリンスタンドで充電
【正解】2
【解説】CHAdeMO(日本の急速充電規格)はトヨタ・日産・三菱等の日系メーカーのEVに広く採用されており、最大400A・400Vの高出力急速充電を可能にします。欧州ではCCS規格が主流です。
【問題もんだい5】
HV・EVのバッテリーの劣化判定として正しいものはどれですか?
1.見た目のみ
2.専用診断機でSOH(バッテリー健全度)・容量・内部抵抗を測定して劣化度を判定する
3.交換不要
4.走行距離のみで判断
【正解】2
【解説】HV・EV駆動バッテリーの劣化判定には専用スキャンツールでSOH(State of Health:健全度)・容量・内部抵抗を測定します。SOH低下・容量減少が進むと航続距離の短縮・システム警告が出て交換が必要になります。

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