国際漁業こくさいぎょぎょうに関かんする規制きせい
水産資源は国境を越えて移動するため、国際的な協力と規制による管理が必要です。
【問題もんだい1】
国連海洋法条約(UNCLOS)における公海上の漁業について正しいものはどれですか?
1.公海では誰でも無制限に漁ができる
2.公海での漁業は自由だが国際漁業管理機関の規制に従う義務がある
3.公海への立入は禁止
4.日本船のみが公海で漁ができる
【正解】2
【解説】UNCLOSは公海での漁業の自由を認める一方、各国は自国民が公海で行う漁業について保存義務を負い、RFMO(地域漁業管理機関)の規制・措置に従うことが義務付けられています。
【問題もんだい2】
CITES(ワシントン条約)の漁業への影響として正しいものはどれですか?
1.漁業とは関係ない
2.絶滅危惧種(ウナギ・サメ等)の国際取引を規制し過剰漁獲を抑制する効果がある
3.食用魚には適用しない
4.野生動物のみが対象
【正解】2
【解説】CITES(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)はウナギ・特定のサメ・マグロ類など水産物にも適用され、過剰漁獲による絶滅危惧種の国際取引を規制しています。
【問題もんだい3】
CCAMLR(南極の海洋生物資源の保存に関する条約)の目的として正しいものはどれですか?
1.南極観光の規制
2.南極海の生態系を保全しながらオキアミ・メロ等の水産資源を持続的に管理する
3.南極への移住促進
4.石油資源の管理
【正解】2
【解説】CCAMLRは南極海の生態系全体を保全しながら、主にオキアミ・南氷洋のマゼランアイナメ(メロ)等の漁業を管理する国際条約で、生態系アプローチによる漁業管理の先進的事例とされています。
【問題もんだい4】
港湾国措置協定(PSMA)の目的として正しいものはどれですか?
1.港湾の建設促進
2.IUU漁業(違法・無報告・無規制漁業)の産物が港湾に水揚げされることを防止する
3.外国船の誘致
4.観光船の管理
【正解】2
【解説】PSMA(港湾国措置協定)はIUU漁業で漁獲された水産物が港湾で水揚げ・取引されることを防止するため、寄港船舶の検査・上陸拒否等の権限を港湾国に与える国際条約です。
【問題もんだい5】
日韓・日中漁業協定の内容として正しいものはどれですか?
1.韓国・中国との漁業を禁止する
2.相互の排他的経済水域内での漁業条件(入漁料・漁獲量・漁区等)を定める二国間協定
3.魚の輸出入のみを規制
4.観光に関する協定
【正解】2
【解説】日韓漁業協定・日中漁業協定はそれぞれの国のEEZ内で相手国漁船が入漁する際の条件(漁獲可能量・漁区・操業条件・入漁料等)を定める二国間協定で、近隣国との漁業秩序維持に重要です。

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