1. 介護かいごの基本理念と制度
介護分野の特定技能2号では、介護の専門知識と技術に加え、チームリーダーとして後進を指導できる管理能力が求められます。
🇵🇭 タガログ語:Pangunahing Konsepto at Sistema ng Pag-aalaga
🇳🇵 ネパール語:हेरचाहको आधारभूत सिद्धान्त र प्रणाली
介護保険制度は2000年に開始された社会保険制度で、40歳以上の国民が保険料を負担し、要介護・要支援と認定された人がサービスを利用できます。要介護認定は市町村に申請し、認定調査と主治医意見書をもとに介護認定審査会が判定します。原則30日以内に結果が通知されます。
ICF(国際生活機能分類)はWHOが定めた分類で、「心身機能・身体構造」「活動」「参加」の3つの生活機能と、「環境因子」「個人因子」の背景因子との相互作用で人の健康状態を捉えます。介護計画の立案にもICFの視点が活用されます。
2. 認知症にんちしょうの理解りかいとケア
中核症状は脳の神経細胞の障害により直接起こる症状で、記憶障害、見当識障害、判断力の低下、失語、失行、失認、実行機能障害があります。
🇵🇭 タガログ語:Pag-unawa at Pag-aalaga para sa Dementia
🇳🇵 ネパール語:डिमेंसियाको समझ र हेरचाह
BPSD(行動・心理症状)は中核症状に環境要因や心理的要因が加わって現れる症状で、徘徊、暴言・暴力、妄想、不安・抑うつ、睡眠障害などがあります。BPSDは環境調整や適切なケアにより軽減できます。
認知症の主な種類:アルツハイマー型(最多、約60%)は記憶障害から始まり緩やかに進行します。レビー小体型は幻視やパーキンソン症状が特徴です。血管性認知症は脳卒中後に発症し、まだら認知症(できることとできないことの差が大きい)が特徴です。
パーソンセンタードケアは、認知症の人を一人の「人」として尊重し、その人の視点に立ったケアを提供するアプローチです。
3. 生活支援技術
移乗介助のボディメカニクス:支持基底面を広くする(足を肩幅に開く)、重心を低くする(膝を曲げる)、利用者に近づく、大きな筋群を使う、てこの原理を活用する。これにより介助者の腰への負担を軽減し、安全な介助ができます。
🇵🇭 タガログ語:Teknolohiya ng Suporta sa Pamumuhay
🇳🇵 ネパール語:जीवन समर्थन प्रविधि
食事介助:誤嚥予防のため、座位を保ち顎を引いた姿勢(30度以上のギャッジアップ)で介助します。一口量は少なめに、飲み込みを確認してから次の一口を入れます。食後は30分以上座位を保持して逆流を防ぎます。
排泄介助:自尊心への配慮が最も重要です。できるだけトイレでの排泄を支援し、おむつは最後の手段とします。排泄パターンを記録して適切なタイミングで誘導します。
入浴介助:入浴前にバイタルサインを確認し、湯温は38~40℃が適切です。ヒートショック防止のため、脱衣室と浴室の温度差を小さくします。
4. 医療的ケアとバイタルサイン
バイタルサインの正常値の目安:体温36.0~37.0℃、脈拍60~80回/分、血圧収縮期120mmHg未満・拡張期80mmHg未満、呼吸数16~20回/分。異常値を発見したら速やかに医療職に報告します。
🇵🇭 タガログ語:Medikal na Pag-aalaga at Vital Signs
🇳🇵 ネパール語:चिकित्सा हेरचाह र भाइटल साइन
脱水の早期発見:皮膚のツルゴール(手の甲をつまんで離し2秒以上かかれば脱水の疑い)、口腔内の乾燥、尿量の減少、意識レベルの低下などに注意します。高齢者は口渇感が低下しているため、定期的な水分補給を促します。
SOAP記録:S(主観的情報=利用者の訴え)、O(客観的情報=観察事実やバイタルサイン)、A(評価=専門的判断)、P(計画=今後の対応)で記録を整理し、多職種間の情報共有に活用します。
5. 介護かいごサービスの種類と倫理
居宅サービス:訪問介護、訪問看護、通所介護(デイサービス)、短期入所(ショートステイ)など。施設サービス:特別養護老人ホーム(特養)、介護老人保健施設(老健)、介護医療院があります。
🇵🇭 タガログ語:Uri ng Serbisyong Pang-aalaga at Etika
🇳🇵 ネパール語:हेरचाह सेवाका प्रकार र नैतिकता
ユニットケアは10人程度の少人数を1つの生活単位(ユニット)とし、専任の職員が家庭的な環境で個別ケアを提供する方式です。利用者一人ひとりの生活リズムや好みに合わせたケアが可能です。
口腔ケアは誤嚥性肺炎の予防に最も効果的です。口腔内の細菌が唾液とともに気管に入り肺炎を引き起こすため、歯磨きや義歯の手入れで細菌数を減らすことが重要です。
介護の倫理:利用者の自己決定の尊重、プライバシーの保護、虐待の防止、身体拘束の原則禁止が基本です。やむを得ず身体拘束を行う場合は「切迫性・非代替性・一時性」の3要件を満たす必要があります。
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