特定技能とくていぎのう2ごう造船ぞうせん分野ぶんや だい7かい溶接技術ようせつぎじゅつ

造船ぞうせんにおける溶接ようせつ

溶接ようせつ造船ぞうせん最重要さいじゅうよう製造技術せいぞうぎじゅつであり、高品質こうひんしつ溶接ようせつ船体せんたい強度きょうど安全性あんぜんせいめます。


【問題もんだい1】

造船で主に使用される溶接方法として正しいものはどれですか?

1.ガス溶接のみ
2.被覆アーク溶接・サブマージアーク溶接・CO2ガスシールドアーク溶接など電気溶接が主流
3.接着剤のみ
4.ボルト締めのみ

正解せいかい】2

解説かいせつ現代の造船では被覆アーク溶接(SMAW)・半自動CO2ガスシールドアーク溶接(FCAW・MAG)・自動サブマージアーク溶接(SAW)が主要工法で、高効率・高品質な溶接を実現しています。


【問題もんだい2】

溶接部の主要な欠陥として正しいものはどれですか?

1.溶接線の色
2.割れ(クラック)・ブローホール・融合不良・アンダーカット・オーバーラップなどの内部・表面欠陥
3.溶接の速度
4.電流の大きさ

正解せいかい】2

解説かいせつ溶接欠陥には割れ(高温割れ・低温割れ)・ブローホール(気泡の閉じ込め)・融合不良(母材との溶け込み不足)・アンダーカット(母材の溝掘れ)・オーバーラップ(溶接金属の重なり)などがあり、強度低下の原因となります。


【問題もんだい3】

溶接後の非破壊検査(NDT)で使用される超音波探傷試験(UT)の目的として正しいものはどれですか?

1.溶接の見た目確認
2.溶接内部の割れ・融合不良などの内部欠陥を超音波の反射を利用して非破壊的に検出する
3.重量測定
4.表面の錆検出のみ

正解せいかい】2

解説かいせつ超音波探傷試験(UT)は超音波を材料内部に入射しその反射波から内部の割れ・空洞・融合不良などの欠陥を非破壊で検出する検査手法で、放射線透過試験(RT)と並ぶ溶接内部検査の主要手法です。


【問題もんだい4】

溶接作業での感電防止対策として正しいものはどれですか?

1.素手で溶接できる
2.乾燥した絶縁手袋の着用・絶縁された電極ホルダーの使用・濡れた環境での作業禁止が必須
3.金属の上での作業は問題ない
4.電流は低くても危険

正解せいかい】2

解説かいせつアーク溶接は数十〜数百アンペアの電流を使用するため感電の危険があります。乾燥した絶縁溶接用手袋・絶縁された電極ホルダー・濡れた環境での作業禁止・適切な接地(アース)が感電防止の基本安全対策です。


【問題もんだい5】

予熱(プレヒート)が溶接前に必要な理由として正しいものはどれですか?

1.作業者を温めるため
2.厚板・高張力鋼の溶接時に低温割れ(水素割れ)を防ぐため母材を事前に加熱する
3.見た目改善のため
4.電流を下げるため

正解せいかい】2

解説かいせつ厚板・高張力鋼・低温環境での溶接では溶接後の急激な冷却により水素が溶接金属に閉じ込められ「低温割れ(水素割れ・遅れ割れ)」が発生します。予熱により冷却速度を遅らせ水素の放散を促し割れを防止します。

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