タイヤとホイールの点検てんけん・管理かんり
タイヤは路面と接触する唯一の部品であり、安全走行の根幹を担います。
【問題もんだい1】
タイヤの溝の深さ(スリップサインの確認)について正しいものはどれですか?
1.溝がなくても問題ない
2.スリップサイン(溝深さ1.6mm)が出たタイヤは道路交通法違反となり交換が必要
3.2mm以下でよい
4.新品のみ使用する
【正解】2
【解説】タイヤのスリップサインは溝深さ1.6mmの位置に設けられており、このサインが露出したタイヤは整備不良として道路交通法違反(罰則あり)となります。安全のため溝深さ3mm以下での交換を推奨する専門家も多いです。
【問題もんだい2】
タイヤの空気圧不足が引き起こす問題として正しいものはどれですか?
1.燃費が良くなる
2.タイヤの偏摩耗・操縦安定性低下・燃費悪化・最悪バーストの危険がある
3.グリップが増す
4.問題ない
【正解】2
【解説】タイヤ空気圧不足はタイヤの変形増大による発熱・偏摩耗・コード切れを引き起こし最悪バースト(タイヤの破裂)につながります。また燃費悪化・操縦安定性の低下も招きます。月1回の空気圧点検を推奨します。
【問題もんだい3】
ホイールナットの締め付けトルク管理が重要な理由として正しいものはどれですか?
1.見た目のため
2.不足では走行中のホイール脱落、過剰ではスタッドボルトの破断やホイール変形の危険がある
3.素早く作業するため
4.コスト削減のため
【正解】2
【解説】ホイールナットは指定トルクでの締め付けが必須です。不足ではタイヤ・ホイールの脱落(重大事故)、過剰ではスタッドボルトの破断・ホイールの変形・ブレーキローターの歪みが起きます。トルクレンチによる規定トルク管理が基本です。
【問題もんだい4】
タイヤのローテーション(前後左右の位置交換)の目的として正しいものはどれですか?
1.外観を良くする
2.各タイヤの摩耗を均一化し全タイヤの寿命を延ばすため
3.軽量化のため
4.燃料節約のみ
【正解】2
【解説】タイヤは駆動・制動・ステアリングの負荷分担が位置により異なるため、定期的なローテーション(通常5,000〜10,000kmごと)により各タイヤの摩耗を均等化し全体の寿命を延ばすことができます。
【問題もんだい5】
タイヤの扁平率について正しいものはどれですか?
1.タイヤの幅のこと
2.タイヤの断面高さをタイヤ断面幅で割った数値(百分率)で、低扁平ほど運動性能が高い
3.タイヤの重さのこと
4.ホイールの大きさのこと
【正解】2
【解説】タイヤの扁平率(アスペクト比)はタイヤの断面高さ÷断面幅×100の数値です。例えば195/65R15のタイヤの65が扁平率です。数値が低いほど(低扁平)タイヤの断面が薄くなりコーナリング性能・操縦安定性が向上します。

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