漁船ぎょせんの機関管理きかんかんり
漁船のエンジンや機器の適切な管理は安全航行と漁業効率の向上に直結します。
【問題もんだい1】
漁船のディーゼルエンジンの日常点検で最も重要な項目として正しいものはどれですか?
1.エンジンの色のみ
2.エンジンオイル量・冷却水量・燃料量・ベルトの張り・異音の確認
3.速度のみ
4.燃費の計算のみ
【正解】2
【解説】ディーゼルエンジンの日常点検ではエンジンオイル量(不足で焼き付き)・冷却水量(オーバーヒート防止)・燃料量(欠乏による停止防止)・補機ベルトの張り・異音・振動の確認が基本です。
【問題もんだい2】
プロペラ(スクリュー)の点検で注意すべきことはどれですか?
1.プロペラは点検不要
2.損傷・異物の巻き付き・腐食がないか定期的に確認し推進効率と安全を確保する
3.エンジンが動けば問題ない
4.年1回の確認で十分
【正解】2
【解説】プロペラの損傷・腐食・異物(ロープ・網など)の巻き付きは推進力の低下・振動・燃費悪化の原因になります。定期的な水中点検(潜水検査)と上架時の目視点検が必要です。
【問題もんだい3】
ビルジ(船底に溜まる水と油の混合物)の管理として正しいものはどれですか?
1.そのまま海に排出してよい
2.油水分離装置を使用しビルジを処理した上で適切に処分する
3.陸上に運ぶ必要はない
4.蒸発するまで放置する
【正解】2
【解説】ビルジ(船底排水)には機関油が混入しているため、そのまま海洋に排出することは海洋汚染防止法で禁止されています。油水分離装置で処理した上で適法に処分することが義務です。
【問題もんだい4】
魚群探知機(ソナー・魚探)の原理として正しいものはどれですか?
1.目で見て魚を探す
2.超音波を発射してその反射波により魚群の位置・深度・密度を探知する
3.においで探す
4.水温で判断する
【正解】2
【解説】魚群探知機は超音波(音波)を海中に発射し、魚群・海底から反射した信号を受信して画面に表示することで魚群の位置・深度・魚体の大きさ・密度を把握する漁業必須の機器です。
【問題もんだい5】
GPS航法装置の漁業での活用として正しいものはどれですか?
1.GPSは不要
2.優れた漁場の位置を記録し再訪することや安全な航路確認に活用できる
3.陸上でのみ使用する
4.天気予報のみに使う
【正解】2
【解説】GPS航法装置は衛星測位による高精度な位置情報を提供し、好漁場の座標記録・再訪、安全な航路確認、遭難時の位置通報など漁業の安全と効率化に幅広く活用されています。

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