農業のうぎょう特定技能とくていぎのう2号 試験対策たいさくテキスト(第3回)水稲すいとう・野菜・果樹・畜産ちくさん農業のうぎょう経営6次産業化

特定技能2号 評価試験対策・練習問題 - ずっとにほんではたらく 特定技能2号 評価試験対策

水稲すいとう栽培さいばいの技術ぎじゅつと管理かんり

水稲すいとう(すいとう)栽培さいばいは日本農業のうぎょう中心ちゅうしんです。栽培さいばいの流れは、育苗いくびょう(いくびょう)→田植えたうえ→水管理かんり→追肥→防除→収穫しゅうかく乾燥かんそう調製です。育苗いくびょうは、種もみの消毒しょうどく・浸種・催芽の後、育苗いくびょう箱にまいて苗を育てます。田植えたうえは5月頃に田植機で行い、1株あたり3〜5本の苗を植えます。

🇵🇭 タガログ語:Teknolohiya at Pamamahala ng Pagtatanim ng Palay sa Tubig

🇳🇵 ネパール語:धान खेतीको प्रविधि र व्यवस्थापन

管理かんりは収量に大きく影響えいきょうします。活着期は深水管理かんり(5〜7cm)、分げつぶんげつ期は浅水管理かんり(2〜3cm)、中干し(なかぼし:一時的に田んぼの水を抜く)で根の発達を促し、穂ばらみほばらみ期から出穂しゅっすい期は十分な水を確保します。登熟とうじゅく期には間断かんだん灌漑かんがい(かんがい)を行います。主な病害には、いもち病、紋枯病があり、害虫がいちゅうにはウンカ類、カメムシ類があります。収穫しゅうかく後はもみ(もみ)の水分すいぶんを14.5%程度まで乾燥かんそうさせ、もみすりをして玄米げんまいにします。

野菜栽培さいばいの技術ぎじゅつと管理かんり

野菜は果菜類(トマト、キュウリ、ナス等)、葉菜類(キャベツ、レタス、ほうれん草等)、根菜類(大根、にんじん、じゃがいも等)に分類ぶんるいされます。栽培さいばい方式ほうしきには、露地ろじ栽培さいばい(屋外の畑で栽培さいばい)とハウス栽培さいばい(ビニールハウスや温室で栽培さいばい)があります。

🇵🇭 タガログ語:Teknolohiya at Pamamahala ng Pagtatanim ng Gulay

🇳🇵 ネパール語:तरकारी खेतीको प्रविधि र व्यवस्थापन

育苗いくびょうでは、セルトレイ(小さな穴の並んだトレイ)に培養土を入れて種をまき、適切てきせつ温度おんど水分すいぶんで苗を育てます。定植後は、支柱立て・誘引(つるや茎を支柱に固定)、整枝せいし摘芯てきしん(不要な枝や芽を取り除く)、マルチング(地面をフィルムで覆い、雑草防止ぼうしと地温管理かんりを行う)などの管理かんり作業さぎょうを行います。連作障害れんさくしょうがい(同じ作物を続けて栽培さいばいすると生育が悪くなる現象)を防ぐため、輪作りんさく(ローテーション栽培さいばい)や接ぎ木つぎき苗の使用が有効です。

果樹栽培さいばいの基礎

日本の主な果樹には、りんご、みかん(温州みかん)、ぶどう、もも、なし、かき、さくらんぼなどがあります。果樹は植え付けから収穫しゅうかくまで数年かかる永年作物で、長期的な計画けいかく必要ひつようです。果樹園の管理かんり重要じゅうようなのは、整枝せいし剪定せんてい(せんてい)、摘果てきか(てきか)、収穫しゅうかくの3つです。

🇵🇭 タガログ語:Batayan ng Pagtatanim ng Puno ng Prutas

🇳🇵 ネパール語:फलफूल खेतीको आधार

剪定せんていは冬季(落葉後)に行い、日当たりと風通しを良くするために不要な枝を切ります。摘果てきかは、実がつきすぎた場合に一部を取り除き、残した実を大きく甘くする作業さぎょうです。りんごやなしでは人工授粉じんこうじゅふんも行います。果実の着色を良くするため、葉摘み(実の周りの葉を取る)や玉回し(実の向きを変える)を行います。収穫しゅうかくは糖度計(Brix計)で糖度を測り、適切てきせつな時期に行います。収穫しゅうかく後は予冷(速やかに冷やす)して鮮度せんどを保持します。

畜産ちくさんの基礎知識ちしき

畜産ちくさんは、肉用牛、乳用牛、豚、採卵鶏、ブロイラー(肉用鶏)が主な分野ぶんやです。肉用牛は黒毛和種が代表的で、出荷しゅっかまで約30か月間肥育ひいくします。乳用牛はホルスタイン種が主流で、1日あたり約30kgの乳を産出します。豚は出荷しゅっかまで約6か月と短期間で、一度に10頭前後の子豚を産みます。

🇵🇭 タガログ語:Pangunahing Kaalaman sa Pag-aalaga ng Hayop

🇳🇵 ネパール語:पशुपालनको आधारभूत ज्ञान

飼養管理かんりでは、栄養バランスの取れた飼料しりょうの給与が基本です。飼料しりょうには粗飼料そしりょう(牧草、稲わら等)と濃厚飼料のうこうしりょう(穀物、配合飼料しりょう等)があり、牛は粗飼料そしりょうを十分に給与することで、ルーメン(第一胃)の機能きのう維持いじします。家畜の健康管理かんりでは、毎日の観察(食欲、行動、排泄はいせつ物の状態)が重要じゅうようです。口蹄疫こうていえき(こうていえき)、鳥インフルエンザ、豚熱とんねつ(CSF)などの家畜伝染病は発生はっせい時に届出とどけで義務ぎむ付けられており、飼養衛生管理えいせいかんり基準きじゅんに基づく予防よぼう措置そち必要ひつようです。

農業のうぎょう経営と6次産業化

農業のうぎょう経営では、収入と支出のバランスを管理かんりし、持続じぞく可能かのうな経営を目指します。経営指標には、農業のうぎょう所得(農業のうぎょう収入−農業のうぎょう支出)、労働ろうどう生産せいさん性(所得÷労働ろうどう時間)、土地生産せいさん性(所得÷耕地面積)などがあります。青色申告を行うことで、税制上の優遇(青色申告特別控除)を受けられます。

🇵🇭 タガログ語:Pamamahala ng Sakahan at 6th Industry

🇳🇵 ネパール語:कृषि व्यवसाय र छैटौँ उद्योगीकरण

6次産業化とは、1次産業(生産せいさん)×2次産業(加工かこう)×3次産業(販売・サービス)= 6次産業として、農業のうぎょう者自らが加工かこう・販売まで手がける取り組みです。例えば、トマト農家がトマトソースやトマトジュースを製造し、直売所やインターネットで販売する、といった形態です。農産物直売所、農家レストラン、観光農園、農家民宿なども6次産業化の例です。付加価値を高めることで農業のうぎょう所得の向上こうじょうにつながります。ブランド化(地域ちいき団体商標、GI表示等)も重要じゅうような戦略です。

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